B.G.R~Bottom Gear Resistance~

鷹を見上げた家鴨が想う、毒々しい雑記帖。

心機一転とは程遠く

 例年になく長く取れた年末年始のお休み。4日を会社が休日にしたため、どうかするとG.W.よりも長かったかもしれない。とは言え、ここ2,3年長期休暇があってもリフレッシュの実感が湧かない。

 久々の早起きで気分は最悪。壮絶に気分が乗らない中、勤務先へ車を走らせる。感情の起伏が穏やかなほうではない。でも、機嫌の善し悪しで仕事にブレがあるのは軽蔑の対象だと思っている。思い通りに事が運ばない時、野球選手でいうならベンチでそれこそベンチを蹴り上げる。グローブを床に叩きつける。サッカー選手もカメラにこそ映らないが、ロッカールームで物に当たる。テニスプレイヤーがラケットを叩き折る。ゴルフプレイヤーがクラブをへし折る。ああいうのを見ると無性に腹が立つ。

 よくよく考えたら自分の仕事の成果に納得がいかない感情を、それこそそのツールがないと仕事ができないはずなのにツールに当たる。俺から言わせれば自分の腕が、自分の足が性能を発揮できないんだから、腕や足をへし折ればいいのにと思う。

 ツールは、自分の仕事を手助けするツール以上でもそれ以下でもない。プロ志向になればなるほど、仕事で使うツールにはお金や時間をかけてより良いものを使おうとする。それは偏に、自分の仕事の成果により良いものを求めるからに他ならない。その飯の食い扶持であるツールを感情に任せて破壊する神経がわからない。

 実は通っている職場にもそういう奴がいる。忙しくなってくると、文字通りPCのキーボードを叩き始め、書類やファイルをドッタンバッタン・・・。かなりイライラする。そのことはその場にいる上司も気づいているはずだが、注意もしない。確かに個人の能力は高く、そこのセクションで行う各案件の要所に必ず絡み、影響力も強い。ただ、人望が厚いとはとても言えない。自他共に認めるせっかちさんであるがため、業務指示も必要以上に上から目線で、ハラスメント視されても仕方ないレベルもちらほら。そのせいで取引先からの評価は酷評が大多数を占める。

 その組織、実は名ばかりといっても過言ではない人事評価制度を採用している。職場環境改善や生産性、サービスの向上を目的としたものだろうが、ドッタンバッタンをほぼ連日目にするところを見ると、もはや機能しているとは言い難い。ただ単純に、組織が対外的にアピールしているだけのものだろう。行動規範まで設けているらしいが、それもスローガンだけはご立派で実態は取引先へのハラスメントは茶飯事になっている。

 ただ、一番問題なのは、その組織というのは・・・ お役所です☆

 こういった中の様子を一般市民や名立たる企業が見たなら、今時お前ら、、バカなの?って思うはず。